木の特性を最大限に生かした耐震構法

丸七ホームがお勧めする「TIP構法」は、木の特性を最大限に生かした木造住宅用耐震構法です。従来の工法では、外壁の下地板を水平に張るのですが、TIP工法では、この板を「斜め45度」の角度で、壁一面に張りめぐらしているのがポイントです。
さらに、筋交いの端部に鋼板で補強したガゼットプレート(直角二等辺三角形の構造用合板)を打ちつけることで、より頑丈かつ、粘りのあるつくりとなり、耐震性を著しく向上させています。
長い歴史を持つ在来軸組工法を、さらに進化させた構法と言っても過言ではありません。

(TIP構法を採用した施工例)
【TIP構法の特徴】
①ゆれにくい(剛性)
剛性が大きい家、すなわち変形のしにくい家となるので、地震の時、家の揺れが少なくなります。
②こわれにくい(強度)
家としての強度が大きくなるので、地震や台風にも倒れにくくなります。
③ねばり強い(靭性)
大きな変形を受けても、いつまでも倒壊しない粘り強さがあります。
④傾きにくい(復元性)
地震で横揺れを受けても、地震が終わった後は、元の状態に戻ります。
⑤直しやすい(破壊性状)
大きな地震等で被害をこうむることがあっても小さな被害ですみ、修繕が容易です。
>>TIP構法のご紹介 「とことん木を使って耐震性を高めます ~TIP構法~」
(マルシチホーム家づくり通信「concierge 2024年 春号」掲載)