忘れがちな住まいのお手入れ ~マッハシステム送風ファン~
住まいの性能・品質、キレイな状態を長持ちさせるには、日頃のお掃除や必要に応じたセルフメンテナンスが欠かせません。マルシチの家に、末永く、安全、安心、快適にお住まいいただきたい。そんな想いを込めて、年次点検で気が付くことの多い忘れがちな住まいのお手入れ箇所、そして直接ご質問をいただくことの多いお手入れ箇所についてご紹介いたします。
マッハシステム送風ファン
空調ユニットへの集中リターンガラリのフィルターは、室内に浮遊している埃を吸い寄せるため、汚れが分かりやすく、忘れずにお手入れされていることがほとんどです。しかし、空調ユニットから各部屋へ快適温度に整えられた新鮮な空気を送る「送風ファン」のお手入れは忘れがちになりやすいところです。年1回は、送風ファン全体のお手入れをしていただくことがお勧めです。
送風ファンの運転スイッチを切り、ファンから取り外した羽根・オリフィス・ルーバー・フィルターは台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、水洗いした後、水分をよく拭き取ってから取りつけてください。また、羽根の汚れが頑固な場合は、先の細い柔らかいブラシなどでこすり洗いしてください。
注意)羽根を取り付ける回転軸の油は拭き取らないでください。
【送風ファンのお手入れ必要なパーツについて】
【注意】必ず、運転スイッチを切り、ファンが停止したことを確認してから行ってください。
①フィルター
※2020年以降のモデルは個別でなく一体型のフィルターを装着しています。(2020.9月追記)
①のようなフィルター②ルーバーはありません。
その場合は、けんどん式ですので障子や襖のように持ち上げて下部を手間へに引いて外して下さい。
②ルーバー
③オリフィス
※外して洗うことが出来ます。
④羽根
※中心のつまみを掴んで手間へに引くと外れます。
汚れがひどくなければ強めのシャワーを当てて洗い流すことが出来ます。
ひどい場合は薄めた中性洗剤などで軽く洗うと良いでしょう。
外したあとの黒い枠部分もホコリが付着しています。
周囲のホコリもふき取ると、なお良いです。
乾かした後、中心部を奥にしっかりと押し込むと「カチッ」という音とともにハマります。
※2020年以降にお引き渡しさせていただいた住まいより、写真のルーバー及びフィルターを無くし、リターンガラリと同じ材質のフィルターを手前に設置しております。フィルターはホコリが付着する反対側から水をかけてお手入れして下さい。それ以外のパーツのお手入れ方法は前述の通りです。