マルシチの家 ~夏から秋にかけてのマッハシステム活用法~
夏から秋にかけて効率の良い住まい方についてご紹介したいと思います。
この時季はエアコンの運転をOFFにし、24時間全熱交換換気と各室への送風(DCファン)の運転にて熱交換された新鮮な空気と室内の空気をミキシングして各室内へ送ります。
日中の外気が爽やかであれば窓を開け、その空気を取り入れマッハシステムを通して各室内の温度をコントロールします。これは、パッシブを利用した使い方です。また、夕方は窓を閉めていただければ、朝方でも25~26℃位をキープしていますので、早朝に家から外へ出ると「わぁ寒い!」と感じます。室内環境は夏期と変わらないままで過ごしていただけます。
これは、建物(オール外断熱)の蓄熱効果を利用しているからです。天気の良い日は、朝晩が寒いにもかかわらず日中の暖かな日差しを室内に取り込むこと(ダイレクトゲイン)を利用することによって、日差しの当たらない北側の部屋やトイレ、床下までも温度が下がることなく暖かさをキープできます。
これができるのもマッハシステムの特長の一つです。
もう少し詳しく説明しますとダイレクトゲインを利用して日中の爽やかな空気をマッハシステムの空調リターンにて取り込み、空調ユニット内で調整した空気をDCファンで部屋の隅々まで送り出しているのです。それゆえに日差しが当たらない北側の部屋や床下などへもその空気を送ることができ、各室の温度差が少ない環境が実現できるのです。
体感モデルハウス「ソラーナ」のデータをリアルタイムでご覧いただけるように公開しています。現在の室内の状況をご確認ください。