マルシチの家 ~中間期(春と秋)の過ごし方~
外で過ごすのが気持ちの良い季節。
「高気密・高断熱の住宅は窓を開け放してはいけない」と誤解されている方も多いのですが、そんなことはありません。窓を開けて、外の新鮮で気持ちの良い風をたっぷり取り込むことで、室内は清々しく快適になります。この時はエアコンのスイッチは切ってください。ただし、換気システムのスイッチ(マッハシステムの場合は送風ファンも)は切らないでください。これは、窓が開いていない部屋の換気を確保する事と窓を閉めた時に換気のスイッチを入れ忘れないようにするためです。
しかし、窓を開けて風を取り入れることで、外の空気と一緒に予期しない物質も室内に一緒に入ってきます。
春の空気汚染で代表的なものは、花粉・PM2.5・黄砂。特に春先の偏西風に乗って大陸から日本に流れてくる黄砂には、様々な有毒物質が付着しており、健康被害を招くこともあります。また、同時に窓を開けることで、室内の埃が増えてしまうので、マルシチの家の特徴の一つである「家中の埃が少なく、常にクリーンな空気で保たれている」という良さが失われてしまいます。特に花粉症やアレルギーをお持ちのご家族がいらっしゃる場合は、中間期でも窓を開けずに必要に応じてエアコンを使用し、過ごされることをお勧めします。
もちろん、窓を開けた方が気持ち良いという方には、少しお掃除の手間は増えてしまいますが、外の気持ち良い風をたくさん取り入れてお過ごしください。