ペットと暮らす家 ~温熱環境編~
快適な温熱環境とは?
ペットの環境を考える時、人もペットも両方が健康で快適に過ごせる環境づくりについて考えることが重要です。2003年、新築住宅に計画換気が義務付けられる10年以上前より、丸七ホームでは空気質や温度・湿度など「室内環境」にこだわった家づくりをしてきました。
人にとって「暑くも寒くもない快適と感じられる温湿度環境」とは、夏は温度25℃、冬は温度22度で、湿度は50~60%と言われています。ペットにも種類や個体差はありますが、よく飼われている犬や猫は人とほぼ同じくらいの環境が快適だとされています。そして同時に気を付けたいことは、ペットが暮らす環境は人の膝より下、床上50㎝くらいであるということ。アレルギーの原因となるハウスダストが溜まりやすくなっていないか、きちんと換気ができているかがポイントとなります。
オール外断熱に全館空調マッハシステムを採用したマルシチの家では、床下から小屋裏まで快適な温湿度環境を年中保っています。床下も室内と考えるマルシチの家では、床下にも適切な温湿度に調整された新鮮な空気を送り、床には通風ガラリを設け、空気がしっかりと家全体に循環されるよう配慮しています。そのため、汚れた空気が部分的によどむことはありません。(ペットの臭いへの対策としても効果的です)
体温を調節する方法
さて、特に暑いときの体温調節の方法ですが、その方法は人とペットでは大きく異なります。
人は汗をかくことによって体内の温度を下げます。猫や犬は足の裏の肉球以外に汗腺がないので、口で「ハァハァ」と息をすることによって、体内の温度を下げています。そのため湿度が高いと、いくら口で息をしても体内の温度が下がりません。猫や犬の平熱は、だいたい38℃前後ですが、体温が41℃以上になると命の危険性が高くなってしまうそうです。
床下からの通気口から吹き出される風が気持ち良い♪
(マッハシステムの床下からの風が気持ち良いのか、通気口近くがお気に入りスペース♪)
そのため、高温多湿の日本の夏は犬にとってはとても過酷です。
人間にとっては少々我慢できる暑さでも、ペットにとっては違うことも。実際、室内で家族と一緒に過ごしている時に、犬だけが熱中症にかかってしまうこともあるそうです。そういう意味でも、「マルシチの家」は人にもペットにもやさしい環境です。
マルシチの家の温熱環境
基礎から屋根まで家全体を構造体の外側から断熱を施し、全館空調マッハシステムを組み合わせた「マルシチの家」は、床下から小屋裏といった家の隅々まで、365日24時間、温湿度コントロールされた新鮮な空気で満たされています。
ジメジメ&ムシムシの梅雨や夏でも、カラッと爽やかで快適♪ しかも、従来の大型全館空調とは違い、市販の壁掛けエアコン1台のみで温度コントロールしていますので、電気代もお得!!
実は、エアコンは急に部屋を冷やす(暖める)時に多くの電気を使います。そのため、設定温度まで冷やした(暖めた)後、その設定温度を維持しているときは、急に部屋を冷やす(暖める)場合と比べてとても少ない電気で済みます。高気密・高断熱で、外部からの影響を受けにくく、保温性の高いマルシチの家では、暑い夏・寒い冬の間、エアコンを常にONの状態で生活していただくことで、省エネでしかも快適に暮らすことができます。
マルシチの家は、省エネで、人にもペットにも優しい温熱環境の住まいです(*^_^*)
>>動物病院の空調にもマッハシステムが採用されました!(施工店:宮崎県 アイ・ホーム㈱)