キッチンまわりのお手入れ
ステンレスは野菜で磨く
傷がつきやすいステンレス製の流し台は野菜のヘタで磨きましょう。使い残りの大根や人参のヘタにクレンザーを付けて円を描くように軽く擦るだけ。
レモンでピカピカに
流しの蛇口や金具の周りが黒ずんできたら、レモンの切り口を当ててクレンジングして下さい。そのあと水でサッと流し、乾いた布で拭き取って下さい。レモンの脱色作用で洗剤なしでもきれいに磨けます。
排水口にストッキングを
流し台の細かなゴミは流れて、排水口の汚れやつまりの原因になります。古いストッキングを目ざらにかぶせてみましょう。ストッキングなら網目が細かいので、目ざらから漏れていた細かなゴミもキャッチしてくれます。つまり汚れを防いでくれ、環境保全にもなります。
頑固な汚れには湿布を
レンジフードの頑固な汚れに最適です。汚れた部分をペーパータオルでくるみ、熱い湯をかけます。その上から全体に溶剤入りの洗剤をかけて湿布した状態でしばらく置いておきます。20~30分してから、このペーパータオルで磨けば汚れはきれいに取れます。
ガスコンロのお手入れ
- コンロ周りの油汚れや、煮こぼれ、焦げ付きなどがんこな汚れになる前にすぐに拭きとりましょう。
- 頑固な汚れの場合には、重曹を溶かした水(水1Lに大さじ1杯)または40℃程度の湯に1時間程つけ置きした後に汚れを落とします。※そのまま30分ほど煮込むと汚れを落としやすくなります。
- 弱アルカリ性洗剤・歯磨き粉・クリームクレンザーをスポンジやクシャクシャに丸めたラップ、歯ブラシにつけて、円を描くようにこすって、汚れを落とします。弱アルカリ性洗剤をまんべんなく、汚れにかけて、5分ほど放置するのも効果的です。
- バーナーキャップの目詰まりは熱効率の低下だけでなく、不完全燃焼の原因にもなりますので、竹ぐしなどでバーナーキャップの穴や溝を丁寧に掃除してください。
- 温度センサーの頭部についた煮汁やゴミは水に浸し、固く絞った布で拭きとって下さい。
- 電極(点火プラグ)や立消え安全装置についた煮こぼれなどの汚れは布で拭きとって下さい。電極や立消え安全装置に汚れがこびりついている場合は、歯ブラシなどの柔らかいブラシで掃除して下さい。
- グリル皿は家庭用洗剤で洗い流し、乾いた布で水気を十分拭きとって下さい。
IH調理器のお手入れ
- よく絞った布で、汚れを拭き取ります。ラジエントヒーターは冷えてから拭き取って下さい。
- 油汚れには、台所用洗剤を布にしみこませて丁寧に拭き取ります。最後によく水拭きして下さい。酸性、アルカリ性の強い洗剤は使用しないで下さい。
- 落ちにくい汚れは、クリームタイプのクレンザーをつけクシャクシャに丸めたラップで擦り取ります。放置すると取れにくくなりますので、早めにお手入れしましょう。