犬との暮らし
人と犬との関りは約2万年前からとされています。犬は人間の仕事を手伝うパートナーとして、人と共に生活するようになり、仕事の内容に合わせて品種改良がされてきました。結果として、世界には非公認犬種を含めると約800近くの犬種があると言われています。そのため、犬種の特徴を知り、自分たちのライフスタイル・趣味などに合った犬を選ぶことはストレスのない暮らしの第一歩とも言えます。
そして住まいの間取りを考える上で重要になってくるのが、愛犬との暮らし方です。愛犬の日常的な居場所、愛犬の立ち入りを制限する空間など、生活パターンや行動パターンに応じたプランニングが重要です。その代表的な2つの例をご紹介します。
(1)リビング・ダイニング中心のプラン
愛犬の居場所をリビング・ダイニングに制限した場合のプラン。家族と共に生活する空間となるため、汚したらすぐ拭けるような仕上げ材を採用するなど、清潔感への配慮も見逃せない要素です。また、愛犬が落ち着ける場所を確保しておくのが理想です。
(2)空間の制限がないプラン
家全体を愛犬と家族の共有スペースと捉え、愛犬の行動範囲に制限がないプラン。家中どこでも出入りが自由なので、全ての部屋への配慮が求められます。床材は犬の歩きやすさや清掃のしやすいさなどを考慮します。小型犬の場合は、同じ布団で寝るケースも見られますが、体が大きい中型・大型犬の場合には専用の寝場所を確保しましょう。
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(マルシチホーム家づくり通信「concierge 2021年 盛夏号」掲載)