災害に備える~敷地状況・地盤の強さを見極める~
地震・風害・水害・雪害など様々な自然災害がありますが、私たちが住み暮らすエリアで最も対策が必要なのは地震、続いて水害ではないでしょうか。特にこれから家づくりを考える方にとっては、地震への関心は大きいものだと思います。
建物自体の強さを高めることも大切ですが、建物そのものが建つ土地の性質を事前に確認し、それに応じた対策を検討することが重要です。
その際に活用していただきたいのが、国土交通省の「重ねるハザードマップ」です。様々な土地の特徴の中で、その土地の成り立ちを確認することができます。例えば、一般的に宅地造成地で十分固まっていない盛土は地盤が弱く、不同沈下する恐れがあります。また、低地にあると周囲から水が集まりやすく、地盤が軟弱になりやすいとも言われます。このマップでは土地の成り立ちから、地盤の強さの目安が分かります。調べたい住所を入力すれば該当する場所を指しますので、簡単で調べやすいものとなっています。
▲丸七ホーム株式会社周辺のハザードマップ(国土交通省)
(マルシチホーム家づくり通信「concierge 2020年 春号」掲載)