水漏れを直す
水漏れの原因には次の4つの種類があります。
「ハンドルを閉めても止まらない」
「ハンドルのすき間から漏れる」
「自在パイプのすき間から漏れる」
「蛇口の付け根から漏れる」
いずれも部品の交換などで直りますが、 配管部分の水漏れの場合は、専門家に相談する必要があります。
(準備) 水廻りの作業は止水栓を閉めてから
水漏れなのかはっきりしないときは、水道 メーターで見分けます。まず、家中の蛇口を 全部締めて止水栓を止め、約1分待ちます。 次に止水栓を開き、メーターの「赤い星」 が動いたら、どこかで水漏れしているので、 ひとつずつ蛇口を確かめます。水廻りの 作業をするときは、必ず止水栓を閉めましょう。 これを忘れると、水が噴き出してしまうことがあります。
(やり方)
●ハンドルを閉めても止まらない
ハンドルの下にはケレップ(コマともいいます)があって、 水を流したり止めたりします。このケレップについている コマパッキングを交換すれば直ります。最後にパッキング 押さえのナットを締めますが、締めすぎるとハンドルの動きが 固くなりますから水が漏れない程度に締めるようにします。
●ハンドルのすき間から漏れる
パッキング押さえをゆるめ、ハンドル部分をはずします。 三角パッキングとパッキング受けを交換すれば直ります。
●自在パイプのすき間から漏れる
2つの原因が考えられます。ナットのゆるみであれば ナットを締めれば直ります。それでも漏れる場合は、 パイプパッキングが傷んでいるので交換します。 パイプパッキングはUパッキングとリングのセットに なっていますので両方とも交換します。