マッハシステムの春夏秋冬 ~エアコン~
エアコンを使用する季節は24時間の連続運転が基本です。電気代を節約しようと、オンオフを繰り返すことはかえって逆効果です。エアコンは室内を設定温度にするまでの間に一番電気代がかかります。そのため、住まいが快適になったから、外出するからと言ってスイッチを切ってしまうと、次にエアコンをつける時にはまた設定温度まで室温を整えなければならず、その分余計に電気代がかかってしまいます。
人それぞれに体感温度は異なりますが、極端に夏暑がりな人・冬寒がりな人に合わせたエアコンの温度設定は避けて下さい。そのような場合には、夏は扇風機や局所エアコン、冬にはコタツや電気ヒーターなどの局所冷暖房機器を組み合わせてご使用いただくことがお勧めです。
エアコンはお好みの温度に設定していただいて構いませんが、推奨温度は冷房26~28℃・暖房21~23℃設定となります。
また、冬に空気が乾燥気味な場合は、加湿器を運転することをお勧めしています。設置場所は、空調ユニットへの戻り空気が多いところで、給水しやすい場所を選んで下さい。加湿器の種類は色々ありますが、ヒートレスファン(気化式)がお勧めです。ヒーター式・ハイブリッド式は消費電力の関係でお勧めしていません。
春や秋など過ごしやすい季節には、家中の窓を開けて、外の新鮮で気持ち良い風をたっぷりと入れることで、室内は清々しく快適になります。この時にはエアコンのスイッチを切って下さい。ただし、送風ファンと熱交換気ユニットのスイッチは切らないことをお勧めしています。これは、窓が開いてない部屋の換気を確保することと窓を閉めた時に換気のスイッチを入れ忘れないようにするためです。
しかし、窓を開けて風を取り入れる事で、外の空気と一緒に目に見えない汚れ(花粉・PM2.5・ディーゼル粉塵・砂埃など)も大量に入ってしまいます。窓を開けることで、室内のホコリが増えてしまうため、マッハシステムの特徴の1つである「家中の埃が少なくていつも新鮮で綺麗な空気を提供する」という良さが失われてしまいます。したがって、マッハシステムの家では、中間期でも窓を開けずに過ごされることをお勧めしています。もちろん窓を開けた方が気持ち良いという方は、少しお掃除の手間が増えてしまいますが、外の気持ち良い風をたくさん取り入れてお過ごし下さい。