ペットと暮らす家 ~間取り~
人にとって暮らしやすい間取りの家、そうでない家があるように、ペットたちにとっても居心地良く感じる間取りとそうでない間取りがあります。ペットとして代表的な犬&猫の場合において、居心地の良い間取りについて考えてみましょう。
①犬の場合
リビングや寝室などに、家族の一員と感じられる場所があれば安心します。人とコミュニケーションの取りやすいリビングなどの一角にペットスペースを計画しましょう。例えば階段下を利用して、天井が低めで三方を壁に囲まれたペットスペースとすれば、怒られた時に逃げ込んだり、不安な時に落ち着くスペースともなります。
【ペットスペース】
三方を壁に囲まれ、天井が他よりも低い階段下はペットの落ち着くスペース。全館空調マッハシステムの床下の基礎空間から1階へと空気を循環させるガラリをこの位置に設けることで、特に夏は涼しい風が通うので暑がりのワンちゃんにとっては居心地の良いスペースとなります。
②猫の場合
高い所が大好きな猫の場合は、自由に上がり降りを楽しめる縦方向の空間を確保し、家族との居心地の良い距離を保ちましょう。壁に階段状に木材を固定したキャットウォークは、リズミカルで人の目を楽しませてくれるだけではなく、猫のストレス解消にも役立ちます。
【キャットウォーク】
上り下りや高いところが大好きな猫。ストレスなく遊べる場所をつくってあげることが大切です。
写真の出典) http://blogs.yahoo.co.jp/cadn7788/33069270.html
③犬&猫共通
人とペットが気持ちよく共存していくためには、互いの専有と共有スペースのメリハリをつけることが大切です。ペットも入ってはいけない場所を覚えることで、人から叱られるストレスを軽減でき、無駄吠えなども減らせます。「ペットゲート」や「ペットフェンス」は、ペットによって分かりやすい空間づくりをサポートします。
【ペットゲート】
調理中にワンちゃんがキッチンに入って来れないように製作しました。