長尾 房夫
好きなのは和室の造作。腕の見せどころですから。
手に職をつけたくて大工になりました。数ある職人の仕事の中でも、私にとっては大工の仕事が一番魅力的に思えましたから。でも飛び込んでみると叱 られてばっかりでしょ。最初のうちは嫌で嫌で(笑)。20歳過ぎてだんだん内容がわかってきて、ようやく仕事が楽しくなりました。
一番好きなのは和室の造作。何と言っても大工の腕の見せどころですから。マルシチの家は、他社の木造住宅に比べて手間がかかるところも好きです。
つらいと感じるのは、現場が遠いと朝が早いことかな。いえ、私じゃなくてね、女房がどんなに早くても起きて、必ず弁当を作ってくれるんですわ。自分も仕事をもっているのにね。悪いなあと思いつつも嬉しいです。感謝しています。
2018.9.2