東北地方の地震
今週、東北地方において、相次いで地震が発生しました。
16日の夜は、部屋で本を読んでいる時に揺れを感じ、
18日の夜は、ニュースを見ていた際、けたたましい緊急地震速報の音を聞き、その後のニュースで地震を確認。
特に16日の地震は、11年前の東日本大震災の揺れを彷彿させるものでした。
東北地方から遠く離れた、愛知でも揺れを感じたくらいなので、震源地付近にいた人が体感した揺れは相当なものだったに違いありません。
そして、東北地方の地震と言えば、今年で11年目を迎えた東日本大震災。
先月、たまたま仙台を訪れる機会があり、東日本大震災の爪痕である仙台市若林区にある荒浜小学校を含む震災遺構、仙台城跡地などを見てきました。
【津波であらゆるものが流されてしまった荒浜小学校一帯】
【津波の被害を受けた荒浜小学校1階の教室】
【津波の威力が分かる、荒浜地区の震災遺構】
【地震で落下してしまった仙台城跡地の金鵄像】
東日本大震災で大規模な被害を受けた場所を訪問し、その被害を直に見たのは、今回が初めて。
地震の揺れによる被害、その後の津波による被害は、TV映像や写真で見る以上に衝撃的であり、普段生活している場所の特性を理解した上での対策、有事の際にどのように行動すべきなのかを確認していくことの重要性を感じました。
また、仕事においては、建物自体の直下率(柱や耐力壁などが1階と2階で同じ位置にどの程度の割合で揃って配置されているかを示す指標)の高さ、偏心率の小さいバランス良い構造(建物の重心と剛芯の距離が少ない建物)、適切な耐震補強など、設計としてのご提案に、今回の経験を活かしたいと強く感じた良い経験となりました。
そして、情報化社会の良い面はたくさんありますが、やはり、TVなどで見て聞くよりも、実際に現地へ行って、自分の目で見て、生の声を聞くなど、五感で体感することがいかに大切かを、改めて考えさせられました。
専務取締役 杉山 浩子
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2022.3.19