挑戦から学ぶ
1月も気が付けば、あっという間にもう月末。色々なところで、新年を祝う賀詞交歓会が行われました。
いつもは、どの賀詞交歓会もただ参加するだけでしたが、今年は式典後の懇親会の設営を任され、年末年始返上でその準備に追われていました。
運営面での進行はもちろんですが、一番大変だったのは「催し物」です。何をやるのかの企画段階より、頭を悩まされました。
最終的に決まったのは「吟剣詩舞」
聞きなれないかもしれませんが、日本の伝統芸能の1つであり、漢詩や和歌を歌う「吟詠(ぎんえい)」と、吟詠に合わせて舞う「剣詩舞(けんしぶ)」を総称したものです。たまたま学生時代からの友人が家元であったこともあり、大会に参加させていただいたこともありました。
・・・とは言え、見るのとやるのでは大きく意味が違います。
最近ではジムもさぼり気味で、パソコンの前に座りっぱなしの生活でしたので、身体の柔軟性、筋力共に低下傾向(*_*; 体幹と柔軟性が問われる舞は、私にとってはできない動きの連続。練習開始の時にはどうなることかと真っ青。振付もなかなか頭に入らない、一緒に踊る仲間の方が上達が早いなど、プレッシャーにも潰されそうにもなりました。
家元の「踊りこんで身体に覚えさせるしかない」との言葉を信じ、身体をとにかく動かして一通りの流れを叩き込み、今度は頭を使って、手は下がってないかなどディテールを確認。おかげで、何とか大きなミスなく本番を終えることができました。
あれ?これって、仕事にも当てはめられるかも!
どんな仕事においても新人からベテランまでの過程で、何度も挫折や失敗に苦しみながらも、それを克服しながら次へ次へと前に進み、自信を持って行動できるようになります。
そして、2020年に丸七ホームは設立50周年を迎えます。その間、ずっと順風満帆であったわけでもなく、日本経済によるもの、様々な要因から危機的な局面に立たされる場面もありました。どんな時も諦めず、頑張ってきた先達があったからこその今があります。
何事も諦めない。前へ前へと歩みを続ける、挑戦し続ける企業でありたいと思いました。
専務取締役 杉山 浩子
2019.1.27