成長
先日まで小学生だった甥っ子がおります。
「タケ」といいます。
何かを作ったり、絵をかいたり、何かを分解したり
変わった石や木の枝や、そういうものを拾ってきては
自宅の脇にストック。
それを加工してみたり、しなかったりで
彼らの自宅の周囲には、変木やまん丸の石などが集まってきます。
そういうことが好きなタケです。
髪を自分で切ったりします。
独特のファッションセンスを持っています。
中学生の姉と、高校生の兄がおり、いかにも末っ子というタイプですが
唯我独尊の性格でもあり、なかなか面白い性格をしております。
先日、久々に家族で遊びに来た時に聞いた話では
小学校を卒業した翌日の朝
起きても、タケがおりません。
兄も姉も見ていないと言います。
朝食も終わり、しばらく経ったらフラっと帰ってきました。
聞くところによると、朝早く起きすぎてしまったため
ちょっと自宅の周りをランニングに出かけたそうです。
ちなみにタケは何かスポーツをしている子ではありません。
道中、帽子を拾ったそうです。
その帽子が、自分がこの間まで通学していた時の
見守り隊のおじいさんのものだと気づいたそうです。
登校時間だったため、通学路を走って追いかけたそうです。
無事追いつき、おじいさんは喜んでくれましたが、
そのおじいさんと、たわいない話を続けながら
結局、みんなと一緒に小学校にたどり着いたそうです。
そんなタケです。
卒業したのに登校し、先生に挨拶して帰宅したという顛末だそうです。
そんな天然のタケが最近描く絵が結構うまいという話になりました。
我が弟ながら、親ばかだなあと思いつつ
へえ、ちょっと見せてよ。と言って出てきたのがこちらです。
虫とか風景とか乗り物とか、そんな「絵」を想像してた私は
一瞬、ああ、イラストね。となりましたが
ん?ん?ん?
これ、小学生が描けるの?しかもあの天然のタケが…
ひいき目に見てもちょっと上手い。
ちなみに模写しかできず、独自の絵は一切描けないそうです。
うん、どんな才能があるかわからないから
君のお父さん、お母さんが、変な子だと笑っても
色んな事にチャレンジしていけよ。タケ
あたたかい家族を包む家 外断熱とMaHAtシステムはマルシチの家で
営業部 井戸
2021.4.17