愛猫と快適に暮らす工夫
日に日に涼しくなり、秋の訪れを感じるようになってきました。
現場監督の井戸のブログにもありましたが、設計を担当させていただいた「回遊性のある、家事ラク住まい(名古屋市K様邸)」の工事が順調に進み、今週から仕上げ工事に入っていきます。
その中で、空気の流れを利用して、愛猫と快適に暮らす工夫をさせていただきました。
それは、「猫ちゃんのトイレスペース」
今回は階段下のデッドスペースを利用し、スペースを確保しました。
でも、スペースは確保するだけではNGなんです。
奥まった位置でインテリアを邪魔しない代わりに、ニオイへの対策がなされていなければ、空気が動きにくいため、排せつ物のニオイが染みつきやすくなってしまいます。
そうならないためには、強制的に空気の流れをつくることが重要です。
そして、その計画は仕上がってからだと、非常に分かりづらいものです。(実際、現状では隠れてしまい、トイレスペースを覗き込まない限り分かりません)
上の写真の白い筒状のものは、第一種換気の排気ダクトです。トイレスペース側の壁面に排気口を設け、24時間強制的に室内の空気を屋外へと排出します。
猫ちゃんの排泄によりニオイが発生しても、絶えず排気口から屋外に汚れた空気が流れるため、LDK側に向かって風は流れませせん。
つまり、空気の流れに乗って、ニオイが香ってくる…その現象を換気によって、防いでくれるのです。もちろん、壁や床に排せつ物が付着してしまうことも考えられますので、その場合には気が付いた時のふき取り掃除が必要です。
そして、内装仕上げを待っている現状がコチラ↓↓↓
地窓があることで、日中は明かりをつけなくても暗くありませんし、透明ガラスとなっているので猫ちゃんが外の様子を伺うための窓にもなっています🐈✨
ペットとの暮らしは、ニオイ・温熱環境・音・床・ペットの居場所など、配慮すべき点がいくつもあります。ご新築・リフォーム計画の際に、ペットとの暮らしでお困りのことなどございましたら、お気軽にご相談下さい。
専務取締役 杉山 浩子
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Amebaにて、丸七ホームのブログを始めました!
ホームページよりも少しフランクに、「マルシチの家」の住み心地や家づくりのことなどを書いています。良かったら、ご覧下さいね!
2021.9.20