住み心地向上のためのリノベーション
先月末、春に「住み心地向上のためのリノベーション」を実施したO様邸にお伺いしてきました。
O様は、2016年秋に作業所兼用の別棟を全館空調マッハシステム採用の「マルシチの家」でご建築いただき、その住み心地に満足されて、今回2度目のマッハシステム採用についてのご依頼となりました。
よく「マッハシステムは新築用でしょう?」と言われることが多いですが、ある一定の条件を満たせば、既存住宅での採用も可能です。
実際に今までにも既存の全館空調システムからの入替えだけでなく、全館空調をご使用ではない建物で断熱改修を伴うマッハシステム導入工事を何軒かご依頼いただきました。(リフォーム・リノベーション事例集はコチラ ※マッハシステム改修ではないものも含まれています)
大がかりなものでは、基礎と構造材だけを残して、耐震補強も施しながら、断熱・内外装に至るまで全てを新しくつくりかえることで、地震にも安心・安全な住まいとなり、家族も家も健康的な暮らしが実現できます。
現地調査の上、建物の状態・空調ダクトの計画等に問題がないと確認ができた場合には、必要最低限の断熱改修、外部建具(窓・玄関戸)への断熱対策と全館空調マッハシステムの導入を住みながらにして行うこともできます。
今回のO様邸は築25年目の2×4工法の建物であり、屋根裏と床下のみ断熱改修を行い、窓には内窓を設置し、後者の形にて工事を実施しました。このような形でのマッハシステム改修は、断熱・気密性は100%の状態ではありませんが、局所エアコンをアシストとして併用しながら、家全体を住み心地の良い状態へと整えます。
改修後の母屋にて、インテリアとしても素敵なコーヒーミルを使って入れていただいたコーヒーをいただきながら、「今まで冷え性だったと思いこんでいたのが、新居ではその症状が出ず、体質ではなくて、住まいが原因だったことに気が付いた」と奥様からお伺いしたのが印象的でした。O様、美味しいコーヒーごちそうさまでした(*^-^*)
また、取材の様子は、お住まい訪問記の記事として掲載予定です!(夏にホームページの見直しを予定をしております。記事はリニューアル後に掲載いたします)
専務取締役 杉山 浩子
2020.6.26