住み心地の良い家は、健康への近道

「住み心地の良い家」とは、どんな家でしょうか?
デザインがいい家、家事動線や生活動線が優れている家、収納力がある家、年間を通して過ごしやすい家など、様々な要素があると思いますが、家づくりの優先順位を間違ってしまうと、住み心地が悪いだけでなく、家族の健康をも脅かしてしまう場合もあります。
「住み心地の良い家」の最終的なゴールは、「ご家族が健康的に楽しく過ごせる家」であることであり、そうするためには、「その器自体が健康的であること」が何よりも大切であると感じています。
結論から言ってしまうと、「住まいに熱橋がなく、室内の温度・湿度環境が安定しており、新鮮な空気が家の隅々まで通っている状態を維持できること」が、建物が傷みにくく、ご家族も健康的に過ごすことができる秘訣であり、どこまでこだわれるかが、家づくりが成功できるかどうかのポイントであると感じています。
「マルシチの家」の基本的な構成(オール外断熱・超高気密・換気空調)は、約25年前から大きく変わっておらず、現在の省エネ基準に当時から適合しています。そして、約25年前に建てた住まいであっても、新築当初と変わらないクオリティで室内環境が維持されており、オーナーの皆様からも「住まいに古さを感じない!」と言ってもらえることは、とても嬉しいことです。
WHOが2018年に発表した住宅と健康に関するガイドラインでは、「住宅環境の改善は命を救い、病気を減らし、生活の質を高め、貧困を減らし、気候変動の影響を和らげ、SDGsの達成に貢献する」という内容が語られています。
つまり、私たちが健康で、心身共に豊かな暮らしを送っていくためには、住まいの質が何よりも重要だということが発信されているのです。
「住み心地の良い家」をつくることは、家族だけでなく、建物も永く健康状態を維持できることにつながります。
体感モデルハウス「木楽」は、今年で築18年。新しいモデルハウスにはない、説得力のある室内環境を維持しており、一般的なモデルハウスではお見せすることがない、床下空間から小屋裏までもご覧いただけます。
家族の健康を第一優先にした家づくりをご検討の方には、ぜひ足をお運びいただきたいです。
代表取締役社長 杉山 浩子
2025.3.30