ドイツキッチンにリフォーム
ベッカーマンキッチンへのリフォーム工事を先日行いました(*^-^*)
こちらは、1月のブログでご紹介させていただいたキッチンのリフォームとなります。今まで戸建住宅での新築時、リフォーム時のキッチン工事は何度もさせていただいたことがあるのですが、今回はマンションでのリフォーム工事となり、外気の汚れに始まり、設備配管のこと、キッチンの搬入のことなど、色々と学ぶことが多い工事でした。
さて! 肝心のキッチンですが、リフォーム前は2列のI型キッチンでした。
【Before】
壁から壁までの長い(4m以上)カウンターのキッチン+背面収納の組み合わせで、ダイニング収納も兼ねられるキッチンとしては贅沢なものでしたが、調理器からシンクまでのスペースがカウンターの長さにしては狭い、ちょっと使いづらいものでした。
LDに向けたアイランド型にしようか、L型+アイランドの形にしようかなど色々とレイアウトを検討しましたが、水道配管や床暖房などキッチンの位置に制約があり、最終的には下の写真のようなレイアウトとなりました。
【After】
以前は「隠す」キッチンでしたが、今回は「見せる」キッチンに大変身です。オーブンレンジはトール収納にビルトインしてすっきりと、吊戸棚ではなくオープン棚にしてディスプレイ兼用の収納にしました。でも「隠すべきものは隠す」ということで、シンク下は扉付きのオープンスペースとなっており、お手持ちのゴミ箱を隠せる収納になっています。
そして家族が並んで食事もできるアイランド! 収納と家族の団欒、両方を兼ね備えたスペースです。
最近は国産キッチンでも雰囲気の良いものが増えてきましたが、やはりベッカーマンキッチンはあたたかい印象がします。扉の質感やハンドルなど、設備機器というよりも家具に近い風合いがあるからでしょうね♪
レイアウト決定後、ドイツで製作、海上運搬など、ご契約からお待たせしてしまいましたが、末永くご愛用いただけましたら嬉しいです。Y様、この度はありがとうございました(^^♪
オール外断熱の住まい「マルシチの家」
専務取締役 杉山 浩子
2017.7.4