チェーンソーアート
2017年・2018年の「マルシチの家 お客様感謝祭」にて、チェーンソーアートを実演いただいた丹羽さんが独立し、本格的にプロとしての活動を始めたとのご挨拶にみえました。
弊社イベントにご出演いただいた後、チェーンソーアートの本場であるアメリカに修行に行かれるなど、さらに腕を磨かれていました✨ すごい!
今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、会社50周年・イベントも20回目というメモリアルイヤーにも関わらず開催できず、とても残念でしたが…、来年こそはという期待を込めて、丹羽さんに来年のイベントへの出演を早速ではありますが、依頼させていただきました😊
1日も早く新型コロナウイルスが収束し、お客様&チームマルシチの皆様とエネルギッシュな時を過ごせることを楽しみにしています!
そして、2017年のイベントの際に制作いただいたマルシチのマスコットキャラクターであるダルメシアンのカービング作品の背中にパックリとクラックが入ってしまったので、そちらを直していただくこととなりました。割れる音は聞かなかったのですが、かなり大胆に背中にクラックが入ってしまいました😅
木造で家づくりをご検討中の方はご存知だと思いますが、木材は表面から水分が時と共に抜けていきます。水分の抜けた表面部分は縮まろうとしますが、この時に内部の水分が抜けていないと、内部は元の形を保とうとして引っ張り合う力が起きます。その結果、木材が割れてしまうのです。そのため、木造建築に使われる柱には、木材の割れを防止するために切れ目(背割り)を入れます。切れ目を入れることで、内部と表面をできるだけ均等に乾燥させることができるので、割れが起きないのです。
※マルシチでは、そもそも含水率低い乾燥材を柱として使用しているため、柱に背割りを施す必要はありません。
チェーンソーアートではカービングしやすい丸太をそのまま使用するため、木材の性質上、年月の経過と共にクラックが入ってしまう可能性が高いのです。
ダルメシアンのアートは幸いにも普段見えにくい裏側の部分にクラックが入っていたので、仕方がないかと思ってあきらめていましたが、丹羽さんに「修理ができる」と仰っていただいたので、直していただくこととなりました。しばらくの間は、ショールームの入り口にお客様をお迎えするダルちゃんがおらず、寂しいですが、きれいに補修されて戻ってくることを楽しみにしています!
丹羽さんが素敵な作品をつくっている様子はYouTubeでもご覧いただけます♪
https://www.youtube.com/channel/UC6M618uzb9ZiI0QC1U8v72g/featured
専務取締役 杉山 浩子
2020.9.26