コロナ禍 ヒートショックに注意
12月も半ばを過ぎると寒さが一段と厳しくなりました。
新型コロウイルスの第3波到来で大変な時。この冬に気を付けなければいけない事に温度差によるヒートショックがあります。
特に多く発生するのが入浴時のヒートショックですが、このコロナ禍で窓を開けて換気をすることで急激な温度差を引き起こし、ヒートショックの発症につながることが問題になっています。
21日(月)NHKテレビ朝のニュースより
厚生労働省「人口動態調査」をもとに消費者庁の集計によると昨年、入浴中に亡くなった65歳以上の高齢者、全国で4,900人に上るという事です。また、高齢者じゃなくても若い人にも発症する可能性があります。
このヒートショックですが、新型コロナの対策が求められているこの冬、換気の際にも注意が必要になります。
それは
- ・窓を全開にして換気することでなく複数の窓を少しずつ開けて風が一気に入らないようにすること
- ・部屋の温度が一気に下がらないように部屋にヒーター等で温風を送り込みながら換気すること
- ・加湿器などで湿度を保つことで乾燥を防ぎ、室温の低下を感じにくくして換気すること
また、関西福祉大学 勝田吉彰教授は
「換気の目的は、空気の流れを作ってマイクロ飛沫を薄めることにあって決して部屋を寒くするのではない“全ての窓を開けないといけない”という発想になってしまうと急激な温度変化を引き起こしてヒートショックの発症を引き起こしてしまうので注意してください。」
と言っています。
下記の資料1,2のデータは、弊社体感モデルハウス「ソラーナ」の12月15日(火)と17日(木)の二日間の外気温度のグラフとリビング・トイレの室内温度グラフです。
(左:資料1、右:資料2)※画像をクリックすると大きくなります。
これは、弊社体感モデルハウス「ソラーナ」の外気温と室内温湿度の推移をリアルタイムで測定する「遠隔監視システム」の測定結果です。
「ソラーナ」は、延べ床面積38.5坪を全館空調「マッハシステム」により24時間全熱交換換気で十分な換気と、家庭用エアコン5kW(14帖用)1台と加湿器1台にて快適な温度・湿度をほぼ一定に保っています。(HP参照)
また、室内の二酸化炭素濃度も500ppm前後を保っています。(資料-3参照)
(資料3)※画像をクリックすると大きくなります。
今日はとても寒い!と感じたら、どうぞ弊社体感ハウスへお越し下さい。
上記のデータをご覧いただければわかるように一日中温度差はほとんどありません。
他社にはできない家中が十分換気がされている“心地良さ”をぜひ肌で体感してみて下さい。
代表取締役 杉山義博
2020.12.22