ウッドデッキ改修とシロアリ被害

本日より、20年ほど前に春日井市内で注文住宅をご新築いただきましたS様邸のウッドデッキ改修工事をスタートしています。
デッキ材の塗り替えや部分的な補修を行いながら使用されていましたが、木の傷みや反りによって水がたまるなどのストレス、部分的に床がふかふかするなどの不具合もあり、「彩木(MINO株式会社)」という耐候性や耐久性が優れているだけでなく、夏場でも熱くなりにくい建材を使用してウッドデッキを取り替える工事を行うことになりました。
夕方にウッドデッキ解体後の現場を見に行ったところ、全部ではありませんが、やはり束やデッキ材がシロアリに食べられていました(>_<)
工事前には床下点検を行い、建物内部へのシロアリ被害がないことを確認していましたが、ウッドデッキを解体後、基礎に不具合がないかのチェックも行いました。結果として、蟻道や基礎の損傷は見受けられず、一安心です。
これからも安心して過ごしていただくため、新しいデッキを取り付ける前に、建物まわりにシロアリ防除薬剤を土中に注入し、シロアリの発生そのものを防ぎます。(基礎の底盤付近で薬剤を注入するため、人体への影響はありません)
これから暖かくなってくると、シロアリの活動が活発になり、被害がある場合には見つけやすくなります。
建物まわりに木材を置いていたり、薄暗くて湿気が溜まりやすい場所がある場合には要注意!! お時間がある時に、以下の点検を行ってみて下さい。
【建物外部の点検】
・枕木・木塀・木杭など、シロアリが嗜好し、被害の要因となり得るものが建物まわりにないか
・ 基礎に不自然な土の道がないか
・ 基礎に設置された換気口がエアコンなどの室外機・倉庫・荷物などでふさがれていないか
また、シロアリに関する住まいの情報を「家づくり豆知識」でもご紹介しています。
知識として身につけておいて損はない情報です。こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!
代表取締役社長 杉山 浩子
2025.3.14