温度差の少ない家は快適!
我が家は築19年目となり、全館空調「マッハシステム」に改良してから8年目となります。以前はデンソー製の全館空調システムを装備していましたが、マッハシステムと比べると床から小屋裏までの温度差もあり、また、メンテナンスや電気料金も高くついていました。マッハシステムを開発したのを機に、思い切って空調設備の改修工事を行いました。
デンソー製の機器を取り外し、マッハシステム用の空調ユニットを左側が1階 ・ 右側が2階にゾーン分けして2セット設置しました。なお、それぞれに4㎾のエアコンが1台ずつ設置されています。(写真参照)
※建て坪が100坪ありますので空調ユニットは2セットになります。
空調設備の改修にあたり、床下へ温度調整をした新鮮な空気を送り込むSAダクトを3本追加しました。そのことで1階の床は床暖房を入れるよりも快適な温熱環境になります。基礎から屋根までのオール外断熱と床下から小屋裏まで空調できるマッハシステムならではの快適さです。そして、躯体内も通気層があり同じ温度で換気空調されるため、押入の布団も結露やカビが発生することもなく、理に適っています。
マッハシステムは空調室に取り付けられた集中リターンフィルターが、室内に浮遊しているホコリを吸い寄せキャッチし、外部からの空気はフィルターBOX(虫取・ヘパフィルター付)を通り新鮮な空気として空調室に取り込まれます。そして、室内の汚れた空気を24時間全熱交換型換気システムで排出するため、室内の二酸化炭素濃度を低くコントロールでき、快適な室内環境をつくり出します。
昨今、環境問題として花粉・黄砂・PM2.5などの有害物質について頻繁に報道されています。「住まいの空気」は、健康で生きていくためにはとても大切な要素です。
私たちは「良質な空気環境の住まい」をモットーに、人と環境に優しい安全で快適な住み心地の家づくりをしています。
これからは“きれいな空気を買う時代”。住まいを選ぶ上で、今まで以上に重要視されることだと思います。これからも様々な改良を重ね、有害物質対応のフィルターボックスや室内の空気をきれいにする活性炭フィルターの開発などコスト面・快適性も考慮し、お客様により満足していただけるシステムとなるよう研究を重ねて参ります。
写真は、もうすぐ11か月になる孫です。年末くらいから元気にハイハイを始めました。孫は家で過ごす時は薄着で、ほとんど素足で過ごしていますが、この冬は一度も風邪を引くこともなく、毎日元気にハイハイしています。
基礎から屋根までのオール外断熱とマッハシステムのおかげです。感謝!
代表取締役 杉山 義博
2020.2.28