新しい年の幕開けと、コロナ
新年あけましておめでとうございます。お正月はご家族でゆっくりされた方も多いのではないでしょうか。
私は…と言うと、年末にコロナに罹ってしまい、ゆっくり自宅療養の年越しとなりました。家族とも接触を避け、出かけることもできなかった年末年始でしたが、家族のありがたみと、住まいの心地よさを改めて感じることができました。
「マルシチの家」で、コロナやインフルエンザ等の感染症で療養する際の参考としていただきたく、私の療養期間の過ごした方をご紹介したいと思います。
前提として、参考にしたのはマッハシステムで特許を取得した「コロナ禍での隔離部屋」の考え方です。
- ①全館空調マッハシステムはいつも通り運転させます
- ②隔離部屋の窓を少し開けて、しっかりと排気ができるようにします
- ③隔離部屋の出入り口となるドアのアンダーカット(通風路)や建具の隙間は極力塞ぎます
①~③を実践することによって、隔離部屋の換気が大風量でしっかりと行われた状態で、他の空間には空気が流入しない送風経路を形成することができます。
今回、私が実践したのは①②で、LDKの置き型の空気清浄機は常時稼働です。
③のドアのアンダーカットは塞いだ方がベストですが、隔離部屋の窓を少し開けることで、優先的に窓へと空気が流れると考え、あえて塞ぎませんでした。窓は、マッハシステムの吹出グリルから一番遠く、出入り口のドアからも一番遠い窓を2cm程度開けていました。
なお、窓を開ける時間は、家族みんながLDKで活動している時間帯(日中)のみとしました。夜間開けておくのは流石に寒いし、さらに体調を悪化させるのでは…と思ったのもありますが、就寝の際などに使用する寝室は、マッハシステムの給気経路の末端にあるため、LDKよりもリスクが少ないのではないかと考えたためです。
「隔離部屋の窓を開けたら、寒くて耐えられないのでは?」とも思いましたが、2cm程度の隙間では、少し部屋の温度は下がるものの、日中は普通に過ごせるくらいの温度でした。(マッハシステムによって、温かい空気が絶えず送り出されていることに加え、住まい自体が蓄熱されているため、一気に部屋が冷えることがないのだと思います)
他には、自室のある2階のトイレ・洗面台・シャワールームは感染者である私専用として使用し、家族は使用しないなどの対策を講じました。日常ではシャワールームはほとんど使用しませんが、今回ばかりは非常に助かりました(^^;)
今回、換気経路まで遮断した「完全隔離」までは行いませんでしたが、空気の流れを理解した上で対策を講じることによって、感染リスクを低減させることは可能です。結果として、濃厚接触者である家族は、幸いにも一人もコロナ陽性者とはなりませんでした。
空気の流れを理解した上での対策が、家族間での感染症の拡大を防ぎます。
そして、温度変化がなく、どこにいても快適な家。アレルギーの心配が少なくてすむ家。空気の流れが穏やかな家…。こんな家は、住む人のストレスを減らし、健康へと導きます。
「空気の質」に注目し、丸七ホームが考える「心地のいい家」を今年もご提案してまいります。
専務取締役 杉山 浩子
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Amebaにて、丸七ホームのブログを始めました!
ホームページよりも少しフランクに、「マルシチの家」の住み心地や家づくりのことなどを書いています。良かったら、ご覧下さいね!
2023.1.6