家を建てるなら「1年中 心地いい家」
家づくり勉強会で「家を建てるにあたり何を重視しますか?」とお客様にお伺いすると「デザイン・間取り・仕様・設備」と言う答えが多く返ってきます。
どれも大切な要素だと思いますが、もっとも重視しなければならないのが「住み心地(住宅の性能)」であると私は考えます。すなわち、真夏でも真冬でもストレスを感じさせない室温で、しっかり換気ができている快適で省エネな住まいのことです。安いからと、住まいの性能を充分に理解しないで建てると数年後に後悔することもあるかもしれません。
2020年からは住まいの省エネ化が義務付けられます。住宅の高気密・高断熱化が進むことで発生する結露など、換気不足から生じる様々なトラブルが多発すると思います。それは、「断熱・気密・換気」のバランスを理解せずに建てられる住まいが増えるからです。
昔の住まいは、ジメジメして蒸し暑い夏をどう過ごすかを考えてつくられていました。つまり、床下を高くし窓を大きくとって「風通しの良い家」を第一に考えられていました。しかし、このような建物は長持ちしますが、冬の寒さは我慢するしかなく、1年中快適とは言えないものでした。
「1年中心地のいい家」は、先にお伝えした3つの要素(断熱・気密・換気)のバランスが取れた住まいです。
弊社は約25年前から高気密・高断熱の住まいを手掛け、より良い住まいづくりとは何かを真剣に研究してきました。住まいの構造も、住む人にとっても健康的な「理に適ってた工法」とは何かを研究し、住まいづくりに携わって参りました。そして、部屋中の温度差が少ない心地いい家には欠かせない設備として10年前に開発したのが、次世代全館空調「マッハシステム」です。
この空調システムは、床下から小屋裏まで家全体の温度差を少なくし、各室内の換気をも確実に行うことができる、他にはないシステムです。なお、このシステムを使用した建物の室内温度・湿度状況は、ホームページからリアルタイムにご覧いただけます。≪現在の弊社体感モデルハウスの室内温熱環境はこちら≫
これからの寒い日にも室内の変わらぬ温熱環境を是非ご覧ください。また、マイホームをご計画中の方には、モデルハウスで実際にご体感いただき、その心地良さを肌で感していただきたいです。
※下記のデータは、2018年8月3日に名古屋で最高気温40.3℃を記録した時のものです。
代表取締役 杉山 義博
2018.12.14