天井について
近年、構造躯体の技術が進み、木造であっても大きな空間を作りやすくなっています。
平面的な広さは物理的な面積の広さであるのに対し、高さ方向の広さというのは心理的な効果が大きいです。
すなわち天井の作り方次第で、同じ床面積でも空間の見え方が変わるのです。
吹抜けや勾配天井などは、高さ方向に広がりを持たせる手法の一つです。それに加えて、窓を配置すると明るさも得られ、より解放感を感じることができます。
天井一つでお部屋のイメージがガラリと変わります。マイホームを建てるということは一生に何度もできる経験ではありませんので、一つ一つこだわっていただくと、愛着の持てる住まいになると思います。
また、天井のデザインについてもう少し「Concierge」でご紹介しています。
「Concierge」とは弊社がお客様にお届けする季刊誌で、こういった設計や暮らしのワンポイントアドバイスなどを掲載しています。
今後もお役立ち情報などをお届けしていきたいと思っております。
設計部 玉木
2023.11.13